診療科・部門

ボツリヌス治療

● ボツリヌス治療とは

ボツリヌス治療とは、脳卒中等の後遺症で筋肉のつっぱりが持続的に高くなっている部位に対して、ボツリヌストキシンと呼ばれる薬を注射する治療法です。
ボツリヌストキシンは、神経の伝達を遮る働きがあります。
ボツリヌストキシンを注射することで、持続的に高まっている筋肉のつっぱりをやわらげることができます。
筋肉のつっぱりが改善されると、歩きやすくなったり、日常生活の動作が行いやすくなったり、筋肉の痛みをやわらげることができます。

ボツリヌス治療は認定を受けた医師のみが行うことができる治療となります。当院では、2012年8月より現在までボツリヌス治療の実績があります。

● 治療の対象となる方とは

痙縮と呼ばれる筋肉の緊張が高くなっている方が治療の対象となります。脳や脊髄に損傷を受けると、症状の1つとして、筋肉の緊張が高くなる場合があります。筋肉の緊張が高くなることで、日常生活に支障をきたしたり、介護の負担が大きくなったり、痛みを伴う場合があります。

● 治療前後の流れについて

診察
現在日常生活等で困っていることなどを医師と相談します。医師が、患者さんがボツリヌス治療を行った方が良いと判断した場合、治療日を決定します。
ボツリヌス治療実施日
予約時間に来院していただき、治療を受けます。
診察
定期的な受診が必要な場合、予約をとり診察に来院していただきます。また、2回目以降も治療を希望される場合、医師と相談の上、日程を決めていきます。

● 治療費について

ボツリヌス治療は高額な治療となりますが、保険の種類や身体障害者手帳の申請等により公的な支援を受けることができます。詳しくは当院医療サービス課へお問い合わせください。
(受付)TEL:0436-22-1435
※平日は7:30~18:30、土日祝日は、8:30~17:30まで電話対応可能です。

● 治療を希望される方へ

当院では、木曜日の神経内科で治療を行っております。電話にてご予約をお取りください。
※休診及び代診の場合がございますので、詳細は当院ホームページお知らせもしくは電話にてご確認下さい。

◎よくある質問

Q1 私はボツリヌス治療適応なのでしょうか?
A1 痙縮が認められる方でも日常生活に不自由を感じていない方は適応にならない場合があります。治療を実施するかは、医師の診察を受けた際に決定します。
Q2 ボツリヌス治療を受けた際に入院する必要はありますか?
A2 入院の必要はありません。
Q3 1度治療をすればそれで終了ですか?
A3 ボツリヌス治療の効果は個人差もありますが、おおよそ3ヶ月間持続するといわれています。3ヶ月程度で痙縮はもどってきますが、リハビリテーションや自主的なストレッチング等により効果が延長することもあります。
Q4 ボツリヌス治療をまた受けたいのですが、すぐに受けられますか?
A4 ボツリヌス治療を3ヶ月未満で実施すると、耐性ができる可能性があるため禁止されています。医師と相談の上、3ヶ月以上間隔をあけて実施することになります。

ボツリヌス治療に関しては、グラクソ・スミスクライン株式会社のホームページもご参照ください。