診療科・部門

リハビリテーション科

クリニック外来 リハビリテーション 受付時間

  平日 土日祝
午前 7:30~11:30 8:30~11:30
午後 14:00~17:00 14:00~17:00

令和6年2月1日から当面の間、17:00以降の受付を休止いたします。

リハビリテーション案内

リハビリテーションとは・・・

骨折を始めとする整形外科疾患や脳卒中を始めとする中枢疾患等を対象としています。またほかの疾病によって心身に何らかの障害を持った人が日常生活に復帰していくための訓練や支援を行います。
一言で「生活」といっても、様々な要素を含んでおり、機能訓練や動作訓練、服薬、社会資源の活用、住宅改修など様々な手段が必要となります。そのため、医師・看護師・看護助手・薬剤師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・栄養士・医療相談員・医療事務員・ケアマネージャー等が協働して支援しております。

[理学療法士(PT)]
理学療法部門では「寝る」「起きる」「座る」「立つ」「歩く」といった生活機能の低下や「関節の痛み」「関節可動域制限」「筋力低下」「運動麻痺、感覚麻痺」「バランス障害」などの身体機能の低下に対し、運動療法・物理療法等を行い、筋力強化や関節可動域の拡大・起立や歩行訓練など日常生活動作の訓練を行い身体機能改善・回復を図ります。

[作業療法士(OT)]
作業療法部門では「食事」「排泄」「更衣」「入浴」「整容」といった日常的な身の回りの活動や「仕事」「家事」「買い物」「人との交流」「余暇活動」といった社会的な活動を行う上で必要な能力の改善・回復を支援します。

[言語聴覚士(ST)]
言語聴覚部門では'ことば'によるコミュニケーションに問題を持つ方に対して機能の最大限の獲得・回復を図り、生活におけるコミュニケーションの向上を図ります。また、摂食・嚥下(食物等の飲み込み)の問題に専門的に対応し、日常生活の活性化を支援します。

クリニック外来リハビリテーション

当クリニックでの外来リハビリテーションは、手術を受けた患者様から手術されていない患者様まで幅広くリハビリテーションを行っています。外来リハビリテーションは予約制で行っており、患者様の疾患・症状に合わせてオーダーメイドのリハビリテーションを行っております。一人でも多くの患者様が笑顔をとり戻せますようにスタッフ一同願っております。

  • リハ室1
  • リハ室2
  • リハ室3
  • リハ室4
  • パワーリハ機器
  • 徒手マッサージ
  • 運動療法

クリニック外来リハビリテーションの診療時間

平日:7:50~11:30、14:00~18:30
土・日・祝日:8:30~11:30、14:00~17:30
※年末年始を除く

クリニックで対応可能なリハビリテーション

①運動療法

身体機能や日常生活に制限がある方に対して、様々な運動や体操を実施して改善を図ります。運動には関節可動域運動や筋力増強運動などがあり、体操には腰痛体操などがあります。

②物理療法

熱・水・電気・音・力学的な力などを使って痛みの軽減や筋力増強を図ります。

③徒手マッサージ

柔道整復師、あん摩マッサージ師による疼痛緩和を目的としたマッサージを実施しております。徒手マッサージの時間は10~15分となります。

④足底板作成

医師の指示により必要があれば、靴の中敷きを作成します。

運動療法・徒手マッサージの流れ

STEP
01
問診 問診

当日の身体の状態やリハビリまでの経過を確認させていただきます。

STEP
02
評価

患者様の状況を幅広く確認するために様々な検査等を実施します。

STEP
03
リハビリテーション リハビリテーション

医師の指示をもとに、評価で得られた結果から患者様に最適なリハビリテーションを実施します。

STEP
04
自主トレーニング・生活指導

ご自宅でのセルフマネジメントとして、必要な自主トレーニングや生活指導を行います。

施設基準

運動器疾患リハビリテーションⅠ

当クリニックの物理療法機器

ホットパック

電気カイロのようなもので患部を覆うことにより、その部位の組織を加温して循環改善・痛みの軽減を図ります。当院では10分間実施します。

干渉波

干渉波

周波数の異なる2種類の電流を流して患部の痛みの改善を図ります。当院では10分間実施します。

超音波

超音波

当院の超音波治療器は、2つの周波数により皮下より浅い部分と深い部分に分けた照射が可能です。温熱作用や音圧作用により痛みの緩和・組織の活性化・組織の粘弾性改善を図ります。実施時間は状態によって異なります。

牽引(頚・腰)

牽引(頚・腰)

頚や腰を機械によって引っ張る力を加えます。主にストレッチ効果やマッサージ的効果による循環改善・痛みの軽減を図ります。当院では10分間実施します。

極超短波

極超短波

機械により身体の奥から患部を温めます。急速に均一に加熱できるため、衣服の上からでも照射可能です。ただし、手術などにより体内に金属が埋め込まれている場合は実施できません。温熱効果により痛みの緩和を図ります。当院では10分間実施します。

渦流浴

渦流浴

患部をお湯の中に入れ循環の改善を図ります。当院では手と足の渦流浴があります。治療を開始すると泡状の水流が発生し、血行促進やマッサージ効果が期待できます。

低周波

低周波

皮膚にパッドをつけて痛みの改善、筋の機能改善を図ります。脳梗塞や神経損傷がある方は、自らの意志で筋肉を動かすことが難しくなる場合がありますが、この機械を使うことで筋肉を刺激することが筋機能の改善を図ることができます。実施時間は目的によって異なります。

ウォーターベッドマッサージ機

ウォーターベッドマッサージ機

水圧を利用して全身もしくは局所的なリラクセーション目的に実施するマッサージ機です。マッサージ機能だけでなくヒーターによる温熱効果も期待できます。当院では10~15分間実施します。

クリニック外来リハビリテーションのclinical indicator

令和元年度 疾患部位別割合(疾患別リハビリテーション)

変性疾患や術後リハビリ、スポーツ外傷など幅広い
疾患のリハビリテーションを実施してます。

令和元年度 診療科別割合(疾患別リハビリテーション)

隣接の系列病院にて脳血管疾患リハビリも実施してます。

令和3年度 疾患部位別割合(徒手マッサージ)

頚・肩・腰の患者様が約7割を占めています。

令和3年度 年齢別割合(疾患別リハビリテーション)

50~80歳代の患者様が多い傾向にありますが、学生や社会人のスポーツ外傷の患者様など幅広い年齢の方がリハビリテーションを実施されてます。

リハビリテーションの紹介