前十字靭帯損傷

特徴

スポーツ外傷の中で頻度が高く手術治療が多い傾向があります。また、男性よりも女性に多く認められる傾向があります。前十字靭帯損傷を放置しておくと関節軟骨の損傷や内側半月板損傷のリスクが高くなると報告されています。

症状

膝の痛みや膝崩れ現象が認められることがあります。また、膝の不安定感を感じることもあります。

原因と病態

ジャンプの着地動作や体幹の側方移動量の増大、カッティング動作で受傷するリスクとして挙げられています。脛骨が内側に回旋する力と前方に移動するような力が加わることで断裂が生じると推定されています。

リハビリテーション

保存治療と手術治療によりリハビリテーションの内容は異なります(リハビリテーションの内容の時期が異なります)。手術治療におかれましても手術の方法によりリハビリテーションの進め方は異なります。